歌詞の書き方【独自な歌詞を書くためのポイント】


・歌詞を書いてみたけど、どこかで読んだことのあるような内容になってしまう。
・何が言いたいのかがわからないと指摘される事が多い。
・もっと自分にしか書けない歌詞を書きたい。

歌詞を制作するにあたって、こういった悩みのある方にオススメの記事です。

筆者はミュージシャンとして作詞を15年ほど続けています

プロフィールはこちら。

【作品】
201号室
誰かの叶えたかった夢かもな


この記事では、独自性のある歌詞を書くためのポイントを5つにまとめてみました。

歌詞を書く際、考え方を少し変えてみるだけで今までとは違った書き方ができます。

歌詞の書き方

① テーマを持つことが大事


歌詞を書く際には、テーマを1つ持つことが大事です。

重要
テーマを決めないと、その時に思った事を全部詰め込もうとしてしまう事が多くなってしまいがち。
何を言いたいのかがよく分からないものになってしまいます。


テーマは広くしすぎないように注意

テーマを決める際によくある失敗が、テーマを広くしすぎることです。

「広い」というのは、抽象的過ぎるという事。

例えばこういったテーマです。⬇︎

・愛
・夢
・人生
・別れ

一見テーマとしては「有り」だと感じますが、これだと単語や文章のチョイスできる量が膨大になってしまいます。


注意
テーマを大きく広くとると、割とどんな言葉でも当てはまってしまうことが多いんです。 


そうなると、よほど感性の独特な人でない限り、誰でも思いつくような言葉ばかりを選んでしまいます。
なので、テーマを細分化していきましょう。


 

一本の大木(大きなテーマ)を切り、薪(小さなテーマ)にしたその一本を使い、歌詞を書いてみることが大事です。


「別れ」というテーマで歌詞を書いた場合

「別れ」という大きなテーマを立てた場合、どんな言葉が思いつきますか?

□君に会いたい。
□今、何を思ってるんだろう。
□君の笑った顔が好きだった。
□もう会えないから寂しい。

まぁキリがないですよね。

そして、恐らくどこかで聞いたことのあるようなフレーズのオンパレードになってしまうと思います。

テーマに制限をかけましょう。

大きなテーマを持ってしまうと、割とどんな言葉も当てはまってしまいます。
そうすると言葉のチョイスにも迷いが生まれやすいので、これを解消するためにテーマをもっと具体的にしてみてください。

同棲していた彼女と別れて、荷物をまとめて部屋を出て行く瞬間

これくらい具体的な情景をテーマとして一曲に凝縮してみる。


するとチョイスする言葉にも独自性が生まれてくると思います。
先程の「別れ」をテーマにした時には出てこなかった言葉が浮かんできますよ。 

□廊下を歩く後ろ姿
□やけに広くなった部屋
□テーブルに置かれた合鍵
□ドアが閉まる音

広く「別れ」をテーマにして言葉を選んだ時よりも、「別れ」が色濃く感じられると思いませんか?


重要
・制限をかける方が、個人の経験に基づいた独特なワードが浮かんでくると思います。
・テーマを細分化してみると、出来上がった歌詞は「どんな事を言っているのか。」が明確に分かります。 

テーマの決め方を工夫すると、言葉の選び方に大きく作用するので試してみてください。

② 強いワンワードを見つける

強いワンワードとは

その言葉だけで、〇〇の歌。と括れるような言葉。

サビの部分でリフレイン(繰り返し)したくなるような言葉もこれに当てはまるかと思います。

重要
核となる言葉、どうしても伝えたい言葉が1つ見つかれば、それに付随した思考や情景を肉付けをしていく事で、「〇〇の歌」と括れるような統一性のある歌詞が出来ます。 

何を歌っているかを一言で表せられると聞いた人も覚えやすく、「覚えやすい」ということは印象に残るという事です。 

何から書き出したら良いか分からない場合は、

どうしてもこの言葉を使いたい!という、「ワンワード」をまず見つけてみると良いかもしれません。

印象に残るフレーズが1つ見つかると、歌詞を書き上げるスピードもかなり上がりますし、どう作曲していくかの道筋も定まりやすいです。

僕は日頃から、強烈な印象を残せる「ワンワード」を探しながら日々を過ごしてみてます。


③ 自分の人生をそのまま歌詞にする


「自分の人生なんか形にしたって面白くない。」 
そんなことないんです。


あなたが経験してきた事、それに伴った感情についてをそのまま歌詞にしてみてください。

聞く人にとっては間違いなくエンターテイメントになります。

注意すべきなのは、変に上手く書こうとしない事です。

耳障りの良い言葉を並べたら意味がありません。
途端によくある話になってしまいます。 



重要
まずは自分に起こった出来事や思った事を簡単な言葉で良いので、そのままを吐露するように書いてみてください

赤裸々でリアルな歌詞は、文章力のスキルなんかすっ飛ばして、読んだ人の胸に突き刺さります。

 

そしてあなたが頑張って絞り出した本心は、きっと誰かの本心です。

そこに共感が生まれるんです。

④ 歌は後戻り出来ない


歌は流れていく芸術です。

聞いてる側は曲中に疑問点があったとしても、後戻りして確認することが出来ません。

この部分にも気を配らないと、伝えたい事をちゃんと伝えられるかに大きく影響します。 

時間軸はわかりやすく

文法やメロディに対する歌詞の当て方も重要ですが、まず気を配るべきところが「時間軸」です。

時間軸が、ぐちゃぐちゃにならないようにする。

過去→現在→過去→未来→現在

上記のように、歌詞の中で時間が無数に入れ替わると良くない。

聞いてる方は「あれ?さっき昔の事言ってたよね?今はいつを歌ってるの?」
こういった「?」が一度浮かんでしまうと、それ以降の内容が耳に入らない。

 

注意
巻き戻して確認しないと納得できない流れは、NGです。

テーマの決め方とも似た考えですが、「時間軸」はなるべく狭めるか、順を追うかして、分かりやすさを構築してあげると良いです。 


⑤ 恥ずかしい事を言えてるか


クサイ歌詞にする、といった事ではないです。

自分も含め、「誰かが言いたくても言えない事」を言えてるかどうかです。


出来上がった歌詞を自分で読んだ時に「カッコいいなー。」、「上手くまとまってるなー。」、「美しいなー。」なんて思えるような歌詞は、結局よくある内容だったりします。 

重要
歌詞を最終的に自分でジャッジする時は、伝えるのに(歌うのに)勇気がいるような「恥ずかしさ」や「毒」が有るかどうか。

それを判断材料にしてみると、歌詞を書くときの意識も変わり独自性が生まれて来ると思います。 

あっ。そうそう。自分では言葉に出来なかったけど、そう思ってたんだった。」と自分の深層心理の中にある、今まで気付けなかった本心に気付かせてくれる歌詞に、僕はめちゃくちゃ感動します。

そんな歌を書きたいと常々思ってます。 


まとめ

色々と持論を展開してみましたが、結局のところ歌詞の書き方に正解や間違いは無いです。

好き嫌いもあるし。

その中で僕は、気持ちを解放できている歌詞に感動や共感をするので、それに沿って自分の思う歌詞の書き方を記事にしてみました。

現状を変えたいのであれば、紹介した中のどれか一つを試してみても、仕上がりに変化は見られると思います。


ぜひ参考にしてみてください。

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