リズム感を良くする方法【裏クリック】


音楽はリズムで出来ていると思っています。

どんなに高いキーが歌えても、ギターですんごいフレーズが弾けたとしてもリズムが悪いと全然カッコよくないです。

今から演奏する事を学びたい人や、ワンランク違う自分を構築したい人の参考になる記事です。


リズム感を良くする方法


リズム感を良くする為に、認識しておくべき概念が2つあります。

・一定感のある拍子を刻む。
・一定感の中で自由に泳ぐ感覚。(意図的にズレを作って遊ぶ)

上記の2点を認識して演奏するだけで、かなりグルーヴ感が増します。



もともとリズム感が無いと思い込んでる人も心配ないです。
少しの意識の変化で、今よりもリズム感が良くなるので試してみてください。

クリック(メトロノーム)を使おう


一定の拍子の感覚を掴むために必ずメトロノームを使って練習しましょう。
メトロノームの事を、業界用語?でクリックと呼びます。


クリックの音に合わせて演奏する癖を付けておくと、クリックのない演奏時にも頭の中で、ある程度のガイドを自分で生成する事が出来ます。


これが無いと一定感の薄いグダグダした演奏になります。
この速さでいいのかな?」と不安になりながらの演奏は良くないので、そういった不安要素を取り除くためにクリックを使い練習してみましょう

クリックはスマホのアプリで無料ダウンロードできます。

僕はSmart Metoronomeというアプリを使っています。
シンプルで使い勝手が良いですよ。



まずはクリックに合わせて手を打ってみる


いきなりクリックに合わせて歌ったり、楽器を演奏しても上手くいきません。



クリックの「ワン、ツー、スリー、フォー」手拍子で合わせてみてください。
クリックの表で合わせる形です。

BPM(テンポ)は早すぎず、遅すぎずの100辺りから始めてみましょう。



□表クリックに合わせる際に意識すべき点□

クリックは1小節を4つに割った「4分音符」が鳴っています。

ただ単に、何も考えず表クリックに合わせて手拍子を打つだけではリズムトレーニングになりません。


上記図の「と」の部分を感じつつ手拍子をするようにしてください。
実際に表クリックに合わせ手を鳴らした後、心の声で「と」と言いましょう
※音符のある部分がクリック音が鳴っている場所です。手拍子はここに合わせます。

表クリックに対するを取る事を心掛けてください。 



こうすることによって、上記の様に1小節を8つに割った「8分音符」が意識できます。



さらに、「と」を表クリックの間に3つ入れると、「16分音符」を意識できます。

表クリックの間を細かく取れるようになるほど、一定感が増します。
8分音符に慣れてきたら、16分音符を意識しながら手拍子をしてみてください。



クリックを裏で鳴らそう


クリックが表で鳴っているのに慣れたら、次はクリックを裏で鳴らしてみましょう。

「と」と心の声にしていた部分にクリック音を持ってきます。

表クリックの場合は音符の部分でクリック音が鳴っていました。(赤丸部分)



裏クリックは「と」の部分でクリックを鳴らします。
手拍子でワン、ツー、スリー、フォーを示して、クリックを裏に移行させます。



説明してもわかりずらいかもですが、実際にやってみると感覚で分かるようになります。

以下の手順で慣れるまで繰り返しやってみてください。

●裏クリックの取り方●
①まずは表でしばらく手拍子
②フォーの後の「と」の部分(4裏)で再度手を鳴らし、手拍子の度にワン、ツー、スリー、フォー、と声を出す。

 ——————————————-

 1 と    2 と    3 と    4 裏(1)
パン、パン、パン、パパンと手を鳴らしてみてください。

こうする事により、手拍子が頭の位置にきてクリック音が「と」の部分で鳴ります。 


自分で自信を持って拍の頭を示せる様になれると、必然的に拍の裏も意識できる様になるので、表クリックだけに合わせる演奏とは一味違ったグルーヴが出せるようになってきます。



裏クリックを取りながら、実際に歌ったり楽器を演奏すると始めのうちは、かなり神経を使います。

しかし、繰り返していけば無意識で演奏できるようになってくるはずです。

そうなれれば表クリックとも格段に合わせやすくなりますし、表ノリだけの単調だったリズム感に「うねり」が生まれてきます。

裏クリックを簡単に生成できるようになるだけでも、かなりリズム感が良くなるのでオススメです。



クリック音と「共に演奏する感覚」が大事


クリック音は単純な電子音ですが、「合わせにいく」感覚で取り組んでると成長しにくいです。


クリック音と一緒に演奏している。という感覚がとても大事です。

●クリックと一緒に演奏するとは●
クリックの音を聞きすぎない事が重要です。


演奏しながらクリックの音が良く聞こえる状態だと、実際はクリックが前や後ろにいる事になります。
 

クリック音と共に並んで演奏できてる状態の場合は、自分の出音と重なってクリック音が消える感覚になります。
これがピッタリ合っている状態です。


クリックの音が聞こえなくなったからといって、不安になって常にクリック音がよく聞こえるようにテンポ変える必要はありません。

自信の無いリズムになります。


クリック音の空気を読みながら(常に聞きながら)演奏するんじゃなくて、クリック音が聞こえたり消えたり、並んだり追いかけたり追い抜いたりて、楽しみながら演奏をすることが大切です。

正解はないです。楽曲の箇所ごとに、自分が気持ちいいと思うポジションを取りながら演奏することが、最終的な目指すところです。

そのためにまず、表クリックと裏クリックの概念を会得して、一定感のあるリズムを自分なりに作りましょう。

その後は大きなズレのない程度で、拍の中で泳ぎ遊んでみてください。


今までとは違ったオリジナリティが生まれてくると思います。

アンサンブルでのクリックを用いた演奏方法


複数の人数(バンドなど)でクリックを用いて演奏する際は正解を決めすぎない事が大切です。

自分のリズムの取り方と、相手のリズムの取り方は違って当然です。

個々のグルーブを高めて、合体させる
どうしても気持ち良くない部分は、擦り合わせを行う。くらいのスタンスが一番良いです。

自分の思い描くグルーブを他人に求め過ぎても、上手くいきません。

時に自分が全体のグルーヴを引っ張ったり、ある時には自分が引いて他の人のグルーヴを引き立たせたり。

クリックはみんなが離ればなれにならないようにするガイドなだけです。

ワン、ツー、スリー、フォー。
1小節の中にある4つの点が共通目的ポイントです。
そこへ、それぞれの弧を描きながら、それぞれの道を辿りながら辿り着くことがとても大事。

音楽を聴きながらの練習法


好きな音楽を聴きながらでも、リズムトレーニングができます。

世の中に出回っている音源のほとんどはクリックのガイドを元に作られています。

リズムが一定ということです。

好きなミュージシャンが一定のリズムの中で、どう泳ぎながら、遊びながら演奏をしているのかを分析して真似してみるのも有効な練習になります。

●音楽を聴きながら2拍と4拍でリズムを取りましょう
・ワン、ツー、スリー、フォーの「ツー」と「フォー」の時に手拍子しながら音楽を聞いてください。


アップテンポの曲や、バラード曲の時にも、2拍と4拍を取りながら音楽を聴いてみてください。

特にバラード曲、スロウな曲でやるのがオススメです


これだけで自分のリズムのノリも鍛えられますし、演奏しているミュージシャンが、どこでリズムを取っているのかも見えてきます。

ぼんやりと「いちにーさんしー。」で聴くのではなく、自分のリズムの取り方とプロのリズムの取り方の違いを測ってみる事が、リズム感を良くする近道です。

あくまでも自信を持つための指標


自分のリズム感を、自信を持って打ち出すことは音楽の根本です。

正確や不正解はないですが、迷いながら演奏するのはNGです。

今の自分の中で、出来る限りのリズムの指標を作りつつ、改善をしながら成長していけるといいですね^_^

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