喉が枯れない発声法【腹式呼吸と意識の改善で持久力アップ】

歌をうたっているとすぐに声が枯れてしまう。改善方法はないの?

上記の悩みを持つ方にオススメの記事です。

この記事を読むことで、声が枯れにくい発声方法を知ることができます

この方法は、歌う時だけでなく喋る時にも有効です。
喋る系のYouTuberの方などにも参考になるかと思います。

筆者の自己紹介

少しだけ、自己紹介をさせてください。

僕は普段、ミュージシャンとして作品を作ったりボイトレの講師の仕事をしています。

自身の楽曲「ブルーバード」


ミュージシャン歴は14年以上。
ボーカリストとして、声の出し方については試行錯誤しまくってきました。

ワンマンライブの時は、2時間歌いっぱなしですが声は枯れません。

発声の仕方に、少しの工夫を加えるだけで誰でも改善できるので、是非最後までお付き合いください。

喉が枯れない発声法


喉が枯れないようにするため、以下のポイントに気をつけてください。

  • 腹式呼吸での発声
  • 声帯(喉)を使う意識の排除
  • お腹に言葉を置く

この3点を意識するだけで、かなり効果が出ます。
1つずつ解説していきますね。

①腹式呼吸での発声

腹式呼吸」と聞くと難しそうに思われるかもしれませんが、やり方は超簡単です。

腹式呼吸の方法
肩を上げずに息を吸ってください。そしてため息をついてください。

体をリラックスさせて、両肩が上がらないように息を吸い込みましょう。
すると胃の下あたりが膨らむかと思います。

そして、ため息をつく要領で息を吐いてください。

重要
落ち込んでるような「ため息」ではなく、明るく上向きな「ため息」をつく感じを心がけてください。

これが腹式呼吸のやり方です。

簡単ですよね。
あと、眠っている時は誰もが腹式呼吸です。
それを立ってやるだけ、リラックスすることが大事です。

英語は腹式呼吸

日本語と英語の発声方法の違い
・日本語 → 胸式呼吸
・英語 → 腹式呼吸

日本語は胸式呼吸で発する言語です。
胸から喉のあたりに負荷をかけつつ、僕らはいつも喋っています。

一方、英語は腹式呼吸を使って発する言語になります。
例えば外人が「ありがとうございます。」っていうと、ため息をついたような発音になりますよね。

外人が日本語を喋る感じを意識してみると、おのずと腹式呼吸になるので試してみてください。
この息の使い方に、日本語のイントネーションを加えてみる感じです。
コツは少し上向きに声を発する事です。すると腹式呼吸でいつもの日本語が再現できます。


吸う息の量

吸う息の量にも気を配ってみてください。
声を張るときに、思いっきり息を吸い込む人がいますが逆効果です。

吸う息は少しでオッケーです。

例えば、寒い日に「はぁーっ」と息で手を温めますよね?
その際の、手を温めるための息を作る量を吸い込めばオッケーです。

手を温めるくらいで、深呼吸しないですよね。笑
あまり多く息を吸うと、吐く時に体が力んでしまい大きな声が出にくいです。


手を温めるくらいの息」を基準にして、自分に合った吸う息の量を探してみてください。

お腹を凹ませるのはNG

腹式呼吸で取り入れた息に言葉を乗せて発する時に、お腹を意図的に凹まさないようにしてください。

「腹から声を出す。」と言いますが、正確には「腹を使って息を吸う。」です。
そうすれば、吐く息は勝手に力強いものになります。

吐く時は、自然にお腹の息が「ぷすぅ」と抜けていくので、力まないようにしましょう。

②声帯(喉)を使う意識の排除


続いては、声を発する時に心がけるべき点についてです。

声帯(喉)を使う意識を排除しましょう。

極論、声帯は無いものだと思ってください。
声帯を意識すると、息を過剰に吹きかけてしまい。乾燥してしまいます。

声帯(喉)を震わせて声を出す。」という固定概念を無くしてください。

重要
腹式呼吸で取り入れた息の出口に、たまたま声帯があって息に音程がつき、舌使いと口の開き具合で音色が変わる(言葉になる)と考えましょう。

声帯の意識をなくす方法

声は口から出ていますが、その感覚だと声帯めがけて息を吐いてしまいます。

口はおでこ、または頭の上に付いている感覚で声を発しましょう。

舌を上前歯の裏側から、上アゴに這わせて口の中に進んで行ってみてください。
途中から骨がなくなって柔らかくなります。

この部分に息を当てに行く感覚を持ちましょう。

そうすることで、声は鼻の上あたりや、おでこから発せられているというイメージが作りやすいです。

元ある口から大きな抜けのいい声を出そうとすると、知らず知らずのうちに声帯に余計な息が当たって枯れやすくなります。

しかし口の位置(イメージ)を声帯から遠ざけることによって、声帯には負荷がかかりづらくなり、喉の持久力がアップしますよ。

下顎の力も抜きましょう。

下顎の力はなるべく抜いた方がいいです。

抜きすぎると滑舌が悪くなるので注意なのですが、力みすぎると口の位置のイメージが元の場所に戻ってしまいます。

出したい声や言葉に合わせて、勝手に下顎が動いている。」くらいのイメージが持てると最高です。

小学生の音楽の授業

小学生の頃に受けた音楽の授業で、先生が「遠くをめがけて歌いましょう。」と言ってましたが、これは声帯の意識を無くすことに繋がります。

マジで理にかなっている。笑

重要
大人になると忘れがちですが、少し前に言葉を投げる感覚を持つと、歌でも喋り言葉でも、印象がかなり変わりますよ。

③お腹に言葉を置く

最後のポイントです。
これもめちゃくちゃ大事な部分なんで、しっかり読んでイメージを作ってみてください。

言葉は、お腹で感じるようにしましょう。

例えば「あ」と発する時は、お腹の中に敷いた座布団に「あ」という言葉を座らせる感覚を持ってください。

こうすることによって、声にいい感じの低音(ボトム)が生まれます。


今までの発声方法は、割と上向きなところに意識を持っていこうという話でしたが、それだと上ずった細い声になりがちです。

重要
言葉をお腹の中に座らせることで、下向きへの力が加わります。
これで体全体を使った、発声の形が出来上がります。

ボトムがしっかりあると、声の音量や抜け感が増します。

常に意識するのは難しい

お腹に言葉を置くイメージを、常に持ちながら発声するのは不可能です。

・歌の場合は、フレーズごとの始めの言葉。
・喋る場合は、行間ごとの始めの言葉。

スタートをしっかり切ってあげることが大事です。
ぬるっと入らないように、すると発声による疲れも軽減されます。

まとめ

以上、 「声が枯れない発声方法」についてをまとめてみました。

  • 肩を上げずに息を吸いため息をつくのが基本(腹式呼吸)
  • 鼻の上やおでこ辺りから声を発するイメージ(声帯の意識を排除)
  • 歌い始めや喋り始めは、言葉をお腹に置く意識を持つ

発声に関してのテクニカルな部分を説明する際は、抽象的な話も多く付随します。
つまりイメージの持ち方一つで、様々な表現が可能です。

例えば、自信を持って声を出せば力強い声になるし、表情を変えるだけでも大きな違いが出ます。

そういった当たり前の部分にも目を向けつつ、今回の3点を合わせて実践してみてください。

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