上記の不具合でお悩みの方にオススメの記事です!
僕は2019年11月15日にWordPressのバージョンを「5.3」に更新しました。
更新が無事に完了し、記事を作成しようと新規追加をクリック。
すると、記事投稿の画面が真っ白に。
「は?」
めちゃくちゃ焦りました。
ネットで調べてみると、WordPressのバージョンを更新した際には、こういった不具合が出てしまう事もあるようです。
自身のサイトを見てみると、今まで書いた記事はちゃんと見れますし、不具合があるのは「新規追加」のページだけのようです。
最悪の事態は免れているので一安心。
現在は無事復旧し、この記事を作成しています。
同じようなトラブルがあった際には、焦らずにこの記事通りに手順を踏んでみてください。
目次
WordPressのバージョンの更新で記事が書けなくなった時の対処法
色々と対処法を試した末に、僕は上記の方法で記事を作成できるようになりました。
僕がブログを始めた時にはバージョンが5.2だったので、編集エディタは「グーテンベルク(Gutenberg)」でした。
少し使い勝手は変わってしまいますが、「記事を投稿できるようになれば問題ない。」という人であれば、この対処法が一番手っ取り早いです。
とはいえ、僕の場合はこっち(クラシックエディター)の方が良さげ。
・操作が直感的(記事の出来上がりをイメージしやすい)
・画像のサイズの変更がしやすい。
「ブロック」の概念が無いのか、行間の入力がそのまま出来上がりに反映されます。
この他にも色々な対処方を試しましたが、結局全てうまくいかず、最終的に「Classic Editor」をインストールした形です。
僕が試してもダメだった方法も、この記事を読んでいるあなたの場合は適応できるかもしません。
どうしてもグーテンベルクを使いたい人は、その他の対処法を記事後半でお伝えします。
ひとまず、「Classic Editor」のインストール方法をご説明していきますね。
Classic Editorのインストール方法
①WordPressダッシュボード(管理画面)から、「プラグイン」→「新規追加」を選択
②「Classic Editor」を検索してインストール
これで完了。
「Classic Editor」を使った記事投稿が可能になります。
とりあえずこの対処法が一番安全で確実かと思います。
編集エディタへのこだわりが特になければ、この方法で対応してみてください。
バージョンが新たに更新された時に、改善されるかもしれないので僕は少し様子を見ます。
その他の対処法
その他にも対処法がいくつかあります。
僕の場合は効果が無かったのですが、環境や使用されているプラグインの関係で効果があるかどうかは人それぞれです。
現に僕が対処法を調べている際に、以下の方法でグーテンベルクのまま復旧した方もいました。
一度ここからの内容を試してみて、ダメだった場合は「Classic Editor」のインストールで対応してください。
バックアップを取っておきましょう
今回、対処法を探しているうちに「バックアップ」をとる重要性を知りました。
この先の手順では、サイトのコア部をいじったりもしますので万が一の場合に備えておいてください。
本来はバージョンを更新する際などには必ずバックアップをしておくべきです。
何かあった時に、積み上げてきた記事が全て消えてしまう可能性もあるので、バックアップを取るようにしましょう。
バックアップの取り方の方法は様々ですが、「All-in-One WP Migration」というプラグインを使うことで簡単にバックアップを取ることが可能なのでお伝えしておきます。
①All-in-One WP Migrationをインストール
「プラグイン」→「新規追加」でプラグインをインストールしてください。
インストールが終わったら有効化するのも忘れずに。
②左側のメニューからプラグインを選択
「All-in-One WP Migration」→「エクスポート」を選択しましょう。
③バックアップを実行
「エクスポート先」→「ファイル」を選択してください。
これでバックアップができます。
めちゃくちゃ簡単です。
バックアップしたデータはファイルとして生成されるので、サーバーの引っ越しなどの際にも便利です。
復元などの仕方はこちらのサイトで分かりやすく説明されていますので参考にしてください。
とにかくこれで、記事が全部消えてしまうような最悪な場合でも元に戻すことが可能です。
安心して作業を進めていきましょう。
WordPressのバージョンを戻す(ダウングレード)
WordPressのバージョンアップ自体が原因で、不具合が起こってしまった時は、バージョンを元に戻す事で解消できる場合があります。
バージョンアップをした直後の不具合だったので、僕はまずこの方法を試してみました。
バージョンをダウングレードすることで、投稿画面が真っ白になる不具合が解消した事例もあるので、やってみる価値アリです。(僕はダメでしたが。。)
バージョンのダウングレードの際は、「WP Downgrade」というプラグインを使います。
新規追加をして、有効化しておきましょう。
①WP Downgradeを選択
インストールし有効化が終わったら、「設定」→「WP Downgrade」を選択してください。
②前バージョンを入力
次の画面ではダウングレードしたいバージョンの入力をします。
僕の場合は「5.2.4」でした。
入力したら、「変更を保存」してください。
変更を保存すると「Up-/Downgrade Core」の表示が出ます。クリックしてください。
③再インストールを実行
「再インストール」をクリックしてください。
これでダウングレードが実行されます。
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この方法で、問題なく使えていた時の環境に戻る人がほとんどみたいなのですが、僕には効果ナシでした。
エラーメッセージを表示させる
真っ白な新規投稿画面に、エラーメッセージを表示させて原因をつきとめられる。みたいです。
僕は出なかったんですよね。。。
この手順で原因を確認し、改善することで復旧した人の例もありました。
以下、エックスサーバーでのエラーメッセージの表示方法です。
①エックスサーバーの「ファイルマネージャー」にログイン
まずはエックスサーバー
にアクセスしてください。
「ファイルマネージャー」のタブを選択し、ログインしましょう。
②コードの書き換え
新規投稿画面はPHPという言語で動いています。
そのコードを少し書き換えるのですが、恐れることはないです。
とても簡単なので安心してください。
ファイルマネージャーの管理画面に映ったら自身のドメインを選択しましょう。
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次の画面では「public html」を選択。
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「wp-config.php」にチェクマークを入れ、ファイルの操作「編集」をクリックしてください。
コードを書き換えていきます。
テキストを下にスクロールして行ってください。
赤枠で囲った define(‘WP_DEBUG’,fales); というコードを見つけたら、「fales」の部分を「true」に書き換えましょう。
書き換えが完了したら、「保存する」を選択し完了。
新規投稿画面に移るとエラーメッセージが出て、不具合の原因を特定できます。
そのままにしておくと、エラーメッセージがサイトにも表示されたままになります。
プラグインを外してみる
プラグインに何らかの問題が起こっている可能性もあります。
一度プラグインを全て「停止」してみましょう。
①「インストール済みプラグイン」を選択
②「プラグイン」にチェックマーク
これでインストール済みのプラグイン全てに、チェックマークがつきます。
③操作を選択してください。
操作を「停止」にして適用すると、全てのプラグインが停止します。
この状態で不具合が解消された場合は、インストールしたプラグインに問題がある形です。
1つずつプラグインを有効化→新規追加画面の確認。
どのプラグインで不具合が起こっているのかを確認して、対応しましょう。
まとめ
恐らく30分もあれば、全ての改善策を試せるかと思います。
僕のように復旧ができなかった場合は、最悪「Classic Editor」の導入で記事制作の再開は可能になります。
ここまで辿り着くまで僕は3時間かかりました。泣
勉強にはなりましたけどね。
今回は以上です。